ユニット列伝その1

2004年9月12日
エクソリオン

味方戦線は壊滅の危機にさらされていた。
度重なるジャイアン部隊のアースクエイクにより甚大な被害をこうむっていたのだ。大地を裂くようなアースクエイクにより精神的なダメージもひどく兵士達は極限状態となり、錯乱する兵士もいた。
また指揮系統も混乱しもはや戦線の維持さえ難しい状態におかれていた。
残存兵力を集め防衛の要であるアーバレストに最終防衛ラインを引き
その間に本国からの援軍を待つしか残される策は無かった。
作戦は以下のとおりである。
帰還兵のエクスキューター艦が時間を稼ぎ、
強行突破を試みた敵空軍をエクソリオン隊が迎撃。
アーバレストの護衛は残った地上部隊がすることとなった。
先の敵アースクエイク隊の猛襲により歴戦の帰還兵のほとんどを失い、
エクソリオン隊と地上隊はまだ実践経験が浅いため
作戦の成功はエクスキューター艦の報告と抵抗による時間稼ぎにあった。

「第4エクリプス隊より通達!
敵戦力は最終防衛ラインに向け進軍中。
敵戦力はオリオン隊、ジャナク隊、ファントム隊、ヒューマノイド隊
まだまだ後に控えている模様。
・・・!敵輸送機6機確認!!!!ジャ、ジャインアンだッ!!!!!!!・・・・・・」

その後エクリプスより通信は無く、
戦場に恐ろしく静かな静寂が続いていた。

静寂は兵士の報告により打ち破られた。
「敵影!!!目視可能な位置です!!!
・・・馬鹿な、いくらなんでも早すぎる。エクスキューター艦からの交戦連絡はまだ届いていないぞ!!」

エクスキューター艦はその圧倒的な敵戦力を前に作戦エリア後方に逃げてしまっていたのだ。

このままでは敵の圧倒的な戦力の前に
防衛ラインは突破されるということは誰の目にも明らかだった。
・・・・

エクソリオン隊からの連絡が途絶えてから数分後
ついに敵部隊がアーバレスト隊を補足した。
幸い、敵国が進軍を急いだためかたどり着いた部隊はまだ少なく
防衛している地上部隊で迎撃は十分可能であったが
地上部隊隊は出撃しなかった。
後に続くアースクエイクを恐れ出撃することができなかったのだ。
拠点にいるすべてのものが恐怖し、そして死を待っていた。

その恐怖の空気の中を切り裂くようにして通信は入った。

「エクソリオン部隊より報告、敵ROC6機を撃破。
アースクエイクの無力化に成功。
繰り返す。ROCをすべて破壊。敵にアースクエイクは無し」

アースクエイクに恐怖していた地上軍はこの通信を復に
一気に攻めに転じ敵部隊の迎撃に成功。
援軍の到着もあり一気にミリタリーバランスは逆転した。

すさまじい攻撃を潜り抜け、
彼らがROC部隊までたどりついたとき12機編成のエクソリオン隊はその半数以下であったという。

[メテオさんのよくわかる解説]
防衛の要であるアーバレスト
通称ARBでおなじみ砲撃車両文字通りPOC防衛の要です。
鈍足ですのでROCが必須となります。ROCを落とされてよたよた歩いてるARBを見かけたら
初めて歩いた我が子を見守る母の気持ちで温かく見守って転送するかTKしてあげましょう。

帰還兵のエクスキューター
今回の設定は中位です。
使えない帰還兵に大根が多いのは永遠の謎。
上位ではおとなしいのに中位ではえらそうな人も大抵ダイコンというのはTC七不思議のひとつ。

作戦エリア後方
つまり後方待機。
まったく関係はありませんが
参考文として上記の注釈を参照して観察すると面白いかもしれません。

[教訓]
エクソの仕事はROCを落とすことです。
敵のAIRと打ち合っているようではその仕事を果たしているとは思えません。
AIRに対する火力が飛びぬけて高いのである程度数が減ってしまっても
十分ROCを落とすことが可能です。
あとダイコンは前に出(略)

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